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和漢のいろは Wakan no iroha

【東邦大学名誉教授 薬学博士 薬剤師】

小池一男先生の花通信【59】ヤエムグラ

皆様こんにちは、小池です。ゴールデンウイークも終わりましたね。さて、花通信をお届けします。今日の花はヤエムグラです。

◆ヤエムグラ初登場

爽やかな五月晴れの日でのこと。道端に小さな花が咲いています。多分見向きもされない植物ですね。花通信でも初めてご紹介いたします。へへえぇ〜、これまで見向きもしなかったようです。ヤエムグラ(八重葎、アカネ科)です。

◆ヤエムグラの葉

実物を見た方が説明しやすいのですが。茎に輪生する葉は一対。後は葉と区別がつかない托葉と合わせて約6枚から8枚。段々と重なって生えています。その先端に1.5ミリほどの花を咲かせます。花が小さいので全体がボケてしまいます。葎というのは、生い茂る雑草という意味です。幾重にも生い茂る様子に由来したのだと思います。

◆ヤエムグラの歌

こんな歌が百人一首にあります。「八重葎 しげれる宿の さびしきに人こそ見えね 秋は来にけり」(恵慶法師)。ここでの葎はつる性の雑草の総称です。蔓草が重なっていることから、家などが荒れ果てた姿を現すときに、象徴的に使われるそうです(引用)。

◆儚い花

ヤエムグラは秋には枯れてしまうので、この歌の八重葎とは異なりますね。私の心は八重葎なんてね。

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