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和漢のいろは Wakan no iroha

【東邦大学名誉教授 薬学博士 薬剤師】

小池一男先生の花通信【37】ヒイラギ

こんにちは。小池です。不定期で花通信をお届けしています。今日の花はヒイラギです。

◆ヒイラギとケーキ

自宅前の駐車場脇にヒイラギ(柊、Osmanthus heterophyllus、モクセイ科)が植栽されています。近づくととても良い香りがします。Osmanthusはギリシア語の「osme(香り)+anthos(花)」が語源です。ヒイラギは赤い実をつけません。そこで、クリスマスケーキの上に飾られているのは、セイヨウヒイラギ(西洋柊、Ilex aquifolium、モチノキ科)です。別名をセイヨウヒイラギモチ、ヒイラギモチです。

◆ヒイラギとクリスマス

英語ではホリー(Holly)。11月の今ごろ赤い実をつけます。聖なる夜(Holy night)は「ホーリー」、セイヨウヒイラギはHollyで「ホリー」。英語の試験のようですが、Holly nightではセイヨウヒイラギの夜となってしまいます。サンタさんは来てくれませんね。クリスマスの街を歩いていると、誤字ホリーにときどき出会います。

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