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和漢のいろは Wakan no iroha

【東邦大学名誉教授 薬学博士 薬剤師】

小池一男先生の花通信【2】

こんにちは。小池です。不定期で花通信をお届けしています。

◆アメジストセージ


さて、今日の花はシソ科のアメジストセージ(Salvia leucantha)です。
アメジストというと宝石の色から「紫色」というイメージが強いですが、この赤紫のふわふわした部分は、花ではなく萼(がく)なんです。
そもそもアメジストとは「紫水晶」の宝石のこと。山梨県の甲府市は宝石の町です。水晶街道もあるので、いつか遊びに行きたいですね。
10月頃に街をぶらぶら散歩していると、よく見かける花です。

◆サルビア

ちなみにサルビアという英名から赤い花を連想した人は、かなり年配の方です。(サルビアの花、ネットで検索してみてください。赤以外にもきれいな色が見られます)
サルビア属は本当に多くの種が存在します。
Salvia(サルビア)は、「salvare(治療)」や「salveo(健康)」が語源とされ、薬用になるものが多いことに由来しています。

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