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和漢のいろは Wakan no iroha

【東邦大学名誉教授 薬学博士 薬剤師】

小池一男先生の花通信【8】

こんにちは。小池です。不定期で花通信をお届けしています。今日はネモフィラです。

◆一面のネモフィラ


5月の今くらいになると、あちらこちらの大きな公園ではネモフィラが満開という便りが届きますね。ほんとうに一面がネモフィラに覆われ、こんな言葉で綴られていたりします。
「鮮やかなプラチナムブルーに一面が染まり、海と青が織りなす・・・」
プラチナムブルーってどんな青なのか突っ込みたいという思いに駆られます。

◆プライスレス

ネモフィラ(ムラサキ科)は和名を瑠璃唐草、英名をbaby blue eyesと呼ぶそうです。自宅の周りを散歩していたらネモフィラが庭先で咲いていました。広さは50センチ四方くらいですので、一面に染まるにはほど遠いですね。写真をみて、瞳を閉じて、遙か彼方までネモフィラの咲いている風景を想像してくださいね。プライスレスな旅行です。

◆素晴らしい花

サカタのタネによると、ネモフィラ インシグニスブルーという品種のようです。白色の絵の具をグルグル混ぜた様な優しい青色の花(青色に基部が白色)を咲かせる品種だそうで、インシグニスinsignisはラテン語で目立つとか素晴らしいという意味のようです。

おさらい

花名 ネモフィラ インシグニスブルー 学名 Nemophila menziesii subsp. insignis (subsp.は変種のこと)、品種ならNemophila menziesii ‘Insignis blue’   ‘Insignis blue’が商品名。

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