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和漢のいろは Wakan no iroha

【東邦大学名誉教授 薬学博士 薬剤師】

小池一男先生の花通信【45】コーヒーノキ

皆様こんにちは、小池です。花通信をお届けします。今日の花はコーヒーノキです。

◆コーヒーノキを知っていますか

テレビを見ていたら、コーヒーの場面が出てきました。とても美味しそうなシーンにちょっと感動。というわけで薬草園の温室で栽培していたコーヒーノキの花と果実をご紹介いたします。学生時代の生薬学の教科書(最新生薬学、廣川書店、第3版、昭和52年)から引用します。ちょっと古いですが、何となく教科書を開いてみました。コーヒーノキ(アカネ科) 、現在栽培されるのはCoffea arabica, C.liberica, C.rubustaの3種とあります。

◆コーヒーノキの花は幻の花

花に出会うのは大変で、わずかな時間しか咲きません。そして種子はカフェイン1~2.5%を含有し、焙焼して嗜好飲料とします。また、調製したコーヒーは精油0.3~0.45%を含有し、その50%はfurfuralcoholです。このコーヒーの香気は主としてfurylmercaptanであります。

◆おすすめのコーヒーは

さて、引用に使用したのは半世紀前の教科書。なので古書特有のにおいがありますが、大事な相棒です。やっぱりコーヒーはタンザニア産のキリマンジャロが一番。バレンタインのチョコレートにもベストマッチです。

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