和漢のいろは Wakan no iroha
【東邦大学名誉教授 薬学博士 薬剤師】
小池一男先生の花通信【38】クチナシの果実
こんにちは。小池です。不定期で花通信をお届けしています。今日の花はクチナシの果実です。
◆きれいな実を活用
近所のスーパーでは、クリスマスと正月飾りが並べてあり、気分が慌ただしくなります。スーパーへ行く途中で、クチナシ(梔子、Gardenia jasminoides、アカネ科)の果実が綺麗に色づいておりました。
◆クチナシとお正月の関係
生薬の山梔子として漢方薬に使われますが、正月のきんとんの色付けや染料にも使われます。クチナシからとれる色素は赤、青、黄色で天然色素として様々な食品に利用されています。原料は天然由来でも、精製して作られる色素はどうみても有機化合物の添加物でしかないように思います。栗きんとんにはクチナシ由来の黄色色度ではなく、クチナシの実をつかって色づけしたものが食べたいなぁ、とクチナシではなくクチアリです。
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