代表、ラジオ出演する【5】

皆様、こんにちは。和漢SINCAスタッフです。
今日は6月に放送された北海道鹿美健代表、鄭によるFMラジオ番組出演について紹介する5回目です。北海道鹿美健株式会社は、エゾシカ由来の漢方素材を開発、製造しています。新ひだか町にあり、和漢シンカ研究所のグループ会社のひとつです。

生放送の中で、代表の経歴やこれまでの事業の経緯を紹介。その後、エゾシカ利活用について解説しています。

北海道でのラジオ出演

毎回、さまざまなゲストが招かれてトークをしている番組に、代表が出演しました。札幌にあるFM三角山放送局 ラジオ番組 俵屋年彦「フライデースピーカーズ TAWALAB」です。今回のテーマは和漢素材ロクキョウについてのトーク。4回目の続きです。
1回目はこちら。2回目はこちら。
3回目はこちら。
4回目こちらからどうぞ。
YouTubeでもお聴きいただけます

漢方素材ロクキョウの具体的な製造方法

ロクキョウの製造について。簡単に説明しますと、品質を保った原料を洗浄し、切断してから煮込むだけです。使っているのは、エゾシカの皮や骨、角と水だけです。全工程に薬品や添加物は一切使いません。ロクキョウの製造方法は、弊社の企業秘密になります。さらに詳しい説明は控えさせていただきます。

ロクキョウ製造、困難の日々

簡単そうにみえますが、実はまさに伝統工芸の「技あり」です。私はアキョウで10年間の経験があります。さらに中国の提携会社の技術サポートもあり、簡単に作れると思っていました。しかし、大変苦戦して1年経っても成功できませんでした。そこで、中国から膠職人を招へいしました。その後も1年間試作を繰り返します。結局トータルで2年の歳月をかけて、ようやく成功したわけです。

ロクキョウについて

ロクキョウのキョウは、膠(にかわ)のことです。膠と言えば、粘着剤として昔から建築や日本画の画材に使われてきました。でも弊社の漢方素材ロクキョウは、その粘着剤の膠と製造方法が全然違います。また、食用のゼラチンと似ていますが、同じく製造方法が違います。そして東京薬科大学や東邦大学との共同研究で、ゼラチンはロクキョウのような薬効がないことが分かりました。

どんな製品になるのか

ロクキョウは、漢方の原料になります。これを商品にするのは、漢方の理論に沿って、配合することが大事です。漢方の基本知識をベースに、大昔の有名な漢方先生の処方。そして現代の研究データ、弊社の研究成果等を総合的に吟味して処方を決めます。

ロクキョウ由来の商品

現在、亀鹿二仙湯、剛SUGI、黒ツヤソフト。そしてねむリラ、ぐったりno森の美女等。エゾシカからできた漢方素材を配合した、健康や美容に良い商品があります。詳しいことは、和漢シンカ研究所で調べて頂ければわかります。さらに、エゾシカからできた漢方素材を配合した妊活・生殖系シリーズ。滋養強壮シリーズ、アンチエイジングシリーズ。ペットのサプリシリーズなどを企画開発しています。

7月9日開催・公開セミナーの内容について

私は北海道エゾシカ倶楽部の副代表兼学術部長として活動しています。エゾシカの廃棄せざるを得ない現状。これを踏まえて、皆様の知らないエゾシカの漢方価値について。一般市民向けにオープン講座を行います。

昆虫食の話も

また、話題のコオロギ食のリスクについて、漢方の視点で話します。参加費は200円かかりますが、皆様の健康や美容に有益な情報をお伝えします。ぜひ奮って参加して頂き、エゾシカの漢方価値を知って頂きたいと思います。
<お申し込み>北海道エゾシカ倶楽部のWEBフォーム。または、札幌消費者協会まで
電話　011-728-8300
定員は40名、お早めに。(終了いたしました)

これからの取り組みについて

エゾシカの利活用方法の研究開発、漢方素材の製造。と同時に、エゾシカ倶楽部の一員として、エゾシカの価値をPRしていきます。そしてエゾシカ産業の形成に尽力したいと思います。また、このたび農林水産省のジビエ利活用コーディネーターにも推薦されました。これを励みにより広く活動ができればと思います。いつか、北海道の害獣エゾシカを北海道の資源エゾシカに変えたい。そして北海道の新名物で道民の健康にもお役に立てることを目指して頑張りたいです。
(完)

監修:Dr.Tei Ken

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