代表、ラジオ出演する【2】

皆様、こんにちは。和漢SINCAスタッフです。
今日は6月に放送された北海道鹿美健代表、鄭によるFMラジオ番組出演について紹介する2回目です。北海道鹿美健株式会社は、エゾシカ由来の漢方素材を開発、製造しています。新ひだか町にあり、和漢シンカ研究所のグループ会社のひとつです。

生放送の中で、代表の経歴やこれまでの事業の経緯を紹介。その後、エゾシカ利活用について解説しています。

北海道でのラジオ出演

毎回、さまざまなゲストが招かれてトークをしている番組に、代表が出演しました。札幌にあるFM三角山放送局 ラジオ番組 俵屋年彦「フライデースピーカーズ TAWALAB」です。今回のテーマはエゾシカ利活用についてのトーク。1回目の続きです。

YouTubeでもお聴きいただけます

現在手がけている事業について

現在はエゾシカから製造できた漢方素材の「ロクキョウ」を中心に、4つのグループ会社で事業を行っています。

1.北海道鹿美健株式会社

北海道鹿美健株式会社は、本来廃棄するエゾシカの皮・骨・角を原料に、漢方の伝統技術でロクキョウを製造しています。同時に、「鹿の郷」というグランピング施設も運営し、鹿肉のバーベキューなども提供しています。

2.日高天鹿株式会社

エゾシカの解体施設を運営して、ロクキョウの製造に必要な皮や骨を供給します。

3.和漢シンカ研究所株式会社

和漢シンカ研究所株式会社は、ロクキョウのサプリメントを研究、開発。商品の形にしてお客様に提供しています。

4.168優農株式会社

イロハは、数字の168と書きます。1は1次産業である農業、6は6次産業化、8は薬草。優は優れて、人間にも地球にも優しいとの思いで社名にしました。薬草や健康に良い農作物を生産します。今年は、日高地方で初めて専業的にサツマイモを栽培しています。一部は無農薬栽培で挑戦しています。おいしくて身体にも良い作物をつくれるよう、日々精進しているところです。

鹿の価値の高さについて

鹿は中国では、いにしえ　から「全身が宝」と謳われ、大切にされてきました。皇族貴族をはじめ、富裕層から一般庶民まで、その価値が広く認知されて、鹿由来の生薬、医薬品が数多く流通しています。

エゾシカの力

一般的に、滋養強壮効果が高いことは知られていますが、それだけではありません。例えば、補腎効果といわれる腎臓の腎を補う効果があって、認知症の予防になります。今週、認知症基本法が成立しましたね。“2025年に約700万人　65歳以上の5人に1人が認知症”と、厚労省が予測しています。発症してからはもう遅いので、なんとかしたいです。

鹿の力で問題解決したい

関節痛、不眠症、男女の不妊症、美容面にも効果があるので、わが国が直面している少子化問題、働き盛り世帯の健康問題、そしてお年寄の健康寿命問題に、全て、効き目があります。例えば、男性の不妊症には、精子の問題が突出して多いようです。ロクキョウは、精子の質と量を改善する論文が発表されています。もちろん、漢方ではそのような処方も多くあります。これで鹿の価値の高さがお分かりいただければ嬉しく思います。

(【3】に続く)

監修:Dr.Tei Ken

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