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和漢のいろは Wakan no iroha

【東邦大学名誉教授 薬学博士 薬剤師】

小池一男先生の花通信【84】レオノチス

皆様こんにちは、小池です。花通信をお届けします。今日の花はレオノチスです。

◆レオノチスとアフリカ

シソ科のレオノチス(Lion’s tail、Leonotis Leonurus )。別名をライオンズイヤー(Lion’s Ear)あるいはカエンキセワタ(火炎被綿)と呼ばれています。南アフリカ原産で、まさしくアフリカって感じ(?)がしませんか。写真は東京薬科大学の薬草園で某年11月20日に撮ったものです。授業の前の空き時間に撮ったものです。

◆レオノチスの特徴的な名

「ライオンの耳」という名の付いた花は、ビロードのような肌触りをしています。細長い花が輪状について燃え上がる焔のようにも見えます。強健で、乾燥したやせ地で良く育ちます。思えばコロナの時はオンライン授業で薬草園を散策できないのが残念でした。退職後も東京薬科大学では2コマだけ、授業をさせてもらっています。

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