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和漢のいろは Wakan no iroha

【東邦大学名誉教授 薬学博士 薬剤師】

小池一男先生の花通信【71】イランイラン

皆様こんにちは、小池です。花通信をお届けします。今日の花はバンレイシ科のイランイランです。

◆イランイランはいい香り

アロマオイルや香水の原料として使われることで有名ですね。官能的で濃厚な香りです。花色は最初が黄緑色で、だんだんと黄色に変化していきます。香りは花がしおれる頃が強いといわれています。

◆イランイランの栽培

インド原産なので普段は温室で栽培しているのですが、今は温室の横の鉢で見ることができます。外気が温室並みに暑いですから、この時期は養生が大切ですね。

◆イランイラン活用法

タガログ語で「花の中の花」といわれるイランイラン。心を落ち着かせるオリエンタルな香りです。楽しい気分を高めるとされており、ほどよく甘い香りは、官能的にも感じます。

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