和漢のいろは Wakan no iroha
【東邦大学名誉教授 薬学博士 薬剤師】
小池一男先生の花通信【66】フェイジョア
皆様こんにちは、小池です。蒸し暑いですね。花通信をお届けします。今日の花はフェイジョアです。
◆フェイジョア、夏の気配
ちょっと泥縄の仕事をしていました。医薬品研修会用の資料の動画作成でした。持ち時間2時間、事務局の方のまじめなチェックもあり、3月から頼まれていたのに、今頃アタフタしながら作っていました。独り言を何時間もつぶやいていると、意識が飛ぶことがあります。終わって外にでたら、なんと言う暑さでしょうか。ぶらぶらしていたらフェイジョア(feijoa、Acca sellowiana、フトモモ科)が、最後の数輪咲いていました。
◆フェイジョアの果実は?
熱帯植物らしい花を感じますね。果実は食用になります。キャンパスにもフェイジョアが植栽されており、10月頃になると果実が実ります。その存在は知る人ぞ知るので、ほとんどのひとは食べたことはないでしょう。香りがよくてほんのり甘い。ぶらぶら歩く途中のフェイジョアの近くに同じフトモモ科マートルの白い花が咲いています。ここは熱帯のようです。
過去の掲載
こちらもよく見られています
鹿が薬として浸透していない理由【1】 | 漢方からみるタイプ別白髪の原因チェック! | 胃痛、触ると痛い? 気持ちいい? |