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和漢のいろは Wakan no iroha

国産の強み
〜わたしたちが「国産和漢」にこだわる理由〜

こんにちは。和漢SINCAスタッフのまいです。
皆さんは、「身土不二(しんどふじ)」という考え方があるのをご存じでしょうか?
これは「人の体と、その人が暮らす土地は切っても切り離せない関係にある」という考え方。
つまり、日本人の体には、日本の風土で育ったものがいちばん合っている——ということです。なんとなく納得…という方も多いのではないでしょうか?
実は、私たち和漢SINCAが“国産素材”にこだわる理由もまさにここにあります。

国産和漢素材の「いま」

日本で流通している和漢素材の約8割は中国からの輸入だということをご存じでしたか?
またさらに、近年では中国国内の需要増加や輸出規制、乱獲の影響などにより、価格が年々高騰。
「日本で使いたいのに、手に入らない…!」という状況もしばしば起こっています。農林水産省なども “国産和漢素材の推進”に動いてはいますが、普及にはまだまだ時間がかかるのが現実です。
この問題点への探求が、私たち和漢SINCAのものづくりの原点なのです。

和漢素材だけじゃない!

「身土不二」は聞いたことがなくても、「医食同源(いしょくどうげん)」という言葉にはピンとくる方が多いのではないでしょうか?
病気を防ぐには、日々の食事こそが大切。薬も食も、もとは同じ——という東洋医学の考え方です。
当社では、エゾシカ由来の和漢素材「ロクキョウ」(リンク)の開発を進めているほか、北海道から“食”での健康づくりにも挑戦中。
そのひとつが、北海道新ひだか町の和漢素材の農場を活かした「さつまいも」栽培プロジェクト。
実は今、温暖化の影響で北海道でもおいしいサツマイモが育つようになり、道内でも注目されている作物なんです。甘くておいしいだけでなく、古くから「胃腸を整える」「疲れをやわらげる」「便通を良くする」など、東洋医学でも滋養食材として親しまれてきました。
特に注目しているのは、さつまいもとロクキョウの“相乗効果”。

漢方では「陰陽のバランス」がとても大切にされています。
体をあたためる“陽”のロクキョウと、やさしく潤す“陰”のさつまいもは、まさに理想的なコンビ。
陰陽バランス:冷え・乾燥・疲れなどを整える「陽×陰」の補完関係
医食同源:さつまいも=食材、ロクキョウ=和漢素材。おいしくて体にやさしい
植物×動物の栄養:どちらも北海道産だから安心。栄養の幅もぐんと広がります
気と血を同時に補う:エネルギー不足・冷え・顔色の悪さなどにも
脾と腎のWケア:「後天の本(脾)」と「先天の本(腎)」、両方を支える力
※中医学で<腎>を先天の本といい、生まれながらにして持っている生命力・エネルギーを意味します。また、<脾胃>を後天の本といい、脾胃すなわち消化器系による消化吸収の働きによって気血が生まれ、生命が支えられているということを意味します。

北海道産さつまいも&北海道産ロクキョウ、北の大地北海道から、すべてのひとへ和漢の恩恵を。
さつまいもは参入して2年目、至らない点も多いですが、「別格の甘さ」「本当に美味しい」とお褒めの言葉をいただいています。

「国産」だからこその、信頼と安心

和漢素材も、食材も、毎日体に取り入れるものだからこそ、
「どこで、誰が、どうやって作っているのか」が気になりますよね。
サプリのご購入者様のお声でも普段購入するさつまいもよりも甘いとお喜びいただける方、無農薬である点を気に入ってリピートしてくださる方がとても多いんです。それだけ、「国産=信頼できる」という価値が、たくさんの方に受け入れられているのだと感じます。


北海道・新ひだか町の自然とともに
和漢SINCAは、 北海道・新ひだか町に200ヘクタール(東京ドーム約43個分)にも及ぶ農地を構え、その恵まれた自然環境を活かし、これからも “安心して使える”国産和漢素材を丁寧に育て、丁寧にお届けしていきます。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました♪

次回は…
「鹿は全身が宝」と思っていただけるような、ちょっと面白い和漢の知識をスタッフ目線でお届けします。

どうぞお楽しみに♪


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