和漢のいろは Wakan no iroha
コロナに感染しやすい体質を知って予防の方法を考える
皆様、こんにちは。Dr.Tei Kenです。
マスク着用などの制限は緩和されました。しかしながら、コロナウイルスが未だ驚異の対象であることは変わりません。コロナ予防は今後のテーマとなります。
報道によると、体質により感染し易さが異なる事例が多く見受けられます。疲れやすい、だるい、寝汗、むくみ、冷え性、抜け毛、目のクマ。頻尿、上熱下寒、浮き輪型の肥満、骨粗鬆症など。何かしらの症状がある方は、コロナウイルスにかかりやすいかもしれません。これらは「気」「陽」が足りない典型的な症状です。今回は「かかりやすさ」に関して東洋医学の理論から考えていきます。
正気(しょうき)を高めることを重視する東洋医学
正気とは、抵抗力、治癒力を高めることです。「黄帝内経(こうていだいけい)」では、皇帝と医師のやり取りが記されています。黄帝が「どうすれば疫病に伝染せずにすむか」と質問。岐伯(伝説上の上古時代の有名な医家)が「伝染しないためには、正気が体内にあり、邪気(じゃき)が侵せずにその毒気を避けること」と答えたと記されています。解釈としては、正気が免疫力、邪気が病原体・ウイルスといったところです。
正気と邪気の関係
黄帝内経には有名な言葉「正気存内、邪不可干」(正気が体内に充満していれば、邪気が干渉できない)があります。
干渉とは侵入、影響のこと。清時代の名医葉天士いわく「温邪(おんじゃ)を上に受ければ、先ず肺を犯し、心包(しんぽう)に逆伝する」。温邪にあたる今回のコロナウイルスは、肺を侵害し、ついには髄膜(=心包)炎を起こすという報道もありました。解剖がなかった約300年前にここまで断言できたのが、東洋医学の凄いところです。
本質追求の東洋医学で未病管理とコロナ予防
東洋医学は本質を追及する医学。たとえ、抜け毛でも臓腑の機能が落ちたサインになります。人間の健康は、ほぼ「気・血・陰・陽」の四つに当てはまり、いかに「気・血」を充実させ「陰・陽」のバランスを保つかが重要です。弊社のサプリは東洋医学に基づき、悩みごとに「気・血・陰・陽」の要素を考えた上で独自に配合し、体質の根本的な改善を目指しています。免疫力を上げる鹿膠(ロクキョウ)はまさに「気」「血」と「陽」に強い効果のある生薬です。弊社のサプリを通じて、皆様の「悩み解決」だけではなく、「未病管理」も願っております。
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