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和漢のいろは Wakan no iroha

ストレスとおなか

皆様、こんにちは。和漢SINCAスタッフです。精神状態がおなかに影響を与えている!今回は和漢で考えるストレスとの関係についてご紹介します。

ストレスでおなかがゴロゴロ?

過敏性腸症候群(IBS)が広く知られるようになってきました。昔から精神状態がおなかに影響を与えていることを自覚している方は意外と多いのではないでしょうか?緊張でおなかがゴロゴロしてトイレに行きたくなる。ストレスを感じる場面が増えると胃がキリキリと痛みだす…。こんな症状を経験したことはありますか。

和漢から関係性を知る

陰陽五行図を見ると脾(胃腸)は「土」。土のように、体を養う気血を作り出し与える役割を持ちます。「木」は肝という臓で、気の巡りを調節し、自律神経を司る、いわば緊張やストレスのさばき役。木は土から栄養(気血)を吸い取りのびやかに働くことができています。和漢にはこの胃腸(脾)と自立神経(肝)の関係性があるため、おなかと心が切り離して考えることはありません。

ストレスによるおなかの症状

たとえ病院で調べて胃腸に炎症がなくとも過剰な緊張や不安・続くストレスの元では肝が脾(胃腸)への抑えが厳しくなります。下痢、便秘、その繰り返しやガスやゲップ、おなかの不快なハリなどの症状につながると考えています。

ストレス対策によいツボ

今回、ご紹介するツボは3つとも外出先でも自分の手で押しやすく、緊張や不安を抑えるのに役立ちます。
・内関(ないかん)・・・手のひら側の手首の横ジワ中央から肘に向かって指3本分(人差し指から薬指の幅)のところ。精神を安定させ、胃の不快感に効果的です。
・膻中(だんちゅう)・・・両乳首を結んだちょうど中間点。あらゆる「気の病」に効くツボと言われています。
・神門(しんもん)・・手掌側の手首のしわ上で、小指側にある腱の内側。便秘に効果があり不眠やイライラにも効果的なツボです。

仕事や家事の合間に、ぜひお試しください!

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監修:Dr.Tei Ken


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