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紫外線による髪への影響
紫外線による髪への影響
皆様、こんにちは。和漢SINCAスタッフです。夏の終わりに感じる髪のパサつき、傷み、なぜ?入念に塗っていた日焼け止めも、髪や頭皮はうっかりしがち。髪への紫外線ダメージを夏の終わりごろ気づかされます。今回は夏~秋にかけてに感じやすい髪ダメージへのケアについてご紹介します!
紫外線による髪への影響についての解説項目
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■紫外線による髪のダメージ
■薬膳で毎日できるヘアケア
■頭皮に栄養を!血行UPツボ紹介
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紫外線がダメージに
髪の毛は紫外線を浴びると、髪表面にあるキューティクルが剥がれて、そこから栄養や水分が出てしまいます。そして髪の毛が傷み、パサついて乾燥した髪につながります。さらに、傷み・パサつきだけでなく紫外線は髪の毛のたんぱく質も酸化させます。ですので赤っぽくなって色抜けの原因になったり頭皮も乾燥して硬くなったりします。結果、発毛(これから生まれる髪の毛)にも、悪影響を与えてしまいます。紫外線の髪への影響は恐ろしい!
紫外線対策の基本
⚫️帽子などで直射日光を防ぐ
⚫️髪の毛、頭皮用の日焼け止め(スプレータイプなど)
⚫️発毛の土台となる頭皮の保湿&マッサージ
など、夏場は日々のケアが重要です。『そんなこと言ったって、もうガンガンに紫外線浴びちゃいました!』っていう人は、秋に向けて今から髪の毛のアフターケアを頑張りましょう。
たんぱく質を摂ろう
和漢では髪は『血余』、血の余りと言います。血が不足せず、しっかりと巡っていれば、頭皮や髪も潤って艶やかで豊かになると考えます。髪のためにも血の栄養となるタンパク質をしっかり摂りましょう。
黒い食材を摂ろう
あとは、黒い食材がポイント。黒胡麻、黒豆、黒キクラゲなどがあります。日々続けるのが難しいという方のためにおやつ感覚で食べられる美味しいヘアケア薬膳をご紹介しましょう。食材は黒すりごま・松の実・クルミ・はちみつの4つです。
ヘアケア薬膳の作り方
①黒ごま、くるみ、松の実は1:1:1の分量で用意
②3つをフードプロセッサーに入れて攪拌し粉状に。
③最後にはちみつを混ぜてペースト状にしたら出来上がり。
※はちみつは他の材料に対して2/3程の量で甘さを調節してください。
そのまま食べたり、ヨーグルトやパンに乗せたり、ミルクや豆乳に溶かしてもGood。毎日スプーン一杯ずつとれば、手軽にヘアケアができる薬膳になります♪
頭皮に栄養を届けるツボ
最後に補充した栄養をしっかりと頭皮に届けることも大切なのでツボを刺激しておきましょう!この3つのツボはどれも頭皮の血行促進効果があります。
紫外線対策にツボ押しを
①百会(髪のボリュームが気になる方に)
■頭皮をリラックスさせて育毛効果
■女性ホルモンにも
②風池(肩こりもあって薄毛が気になる方に)
■首や肩周辺をほぐして頭皮の血行UP
■顔色UP&デトックス
③天柱(白髪や髪のボリュームが気になる方に)
■頭皮の血行UPで発毛促進
■顔のむくみ
ツボ押しの習慣を
天柱と風池は位置が近いので少しわかりづらいですね。どちらも髪の生え際で首を支える筋肉の外側のへこんだあたりに並んでいます。親指を使って、探りながら指圧してみましょう。シャンプーする時一緒にツボを刺激していただくなどすると、習慣化しやすいのでおススメです。ぜひお試しくださいね。
監修:Dr.Tei Ken
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