和漢のいろは Wakan no iroha
中医薬学の陰と陽、毒にも薬にも
中医薬学の陰と陽、毒にも薬にも
皆様、こんにちは。Dr.Tei Kenです。朝と晩の気温が低下して、寒暖差で風邪をひきやすい季節です。温かくして養生しましょう。今日は中医薬学についてのお話です。
中医薬学の弁証
古来の中医薬学は、山の南を「陽」、北を「陰」とみます。陰と陽は、対立してお互いに転化し、バランスを保てます。これが崩れると病気になります。世の中の現象を二分にしてみるのが中医薬学の弁証。この考え方を前提としたお話です。
中医薬学で毒も薬に
以前、キャンドルブッシュを例に、副作用が多い素材は健康食品にすべきではないと説明しました。でも絶対に使えないのではありません。極端な例を挙げますと、ヒ素は古来より暗殺用の毒薬ですが、生薬にもなり、現在は白血病の治療薬として使われています。知識のある方による正しい使い方なら、キャンドルブッシュも有益といえます。
人工甘味料の功罪
人工甘味料は吸収されにくいです。このことから、肥満や糖尿病への対処法として広く認識されています。ヒトの腸内細菌に作用して糖尿病などの代謝障害を悪化させる恐れがあります。却って肥満や病気を引き起こすという研究発表があります。また、アメリカのハーバード大学らによる研究グループの見解です。「超加工食品」を大量摂取する人は、うつ病のリスクが約50%高くなる可能性があると明らかにしました。これは人工甘味料の功罪であり、陰陽のような関係ですね。
農薬の利用について
北海道に移住して3年、農業に没頭してきました。一昨秋、大手農産物商社のF次長から、サツマイモ産地の視察経験があるかと聞かれたことがあります。ないと答えたところ、衝撃的な言葉が。「生産現場をみたら、サツマイモ食べられませんよ」。確かにこの3年間、自分用に野菜を栽培した経験から、農薬無くしてうまく作れる野菜は少ないと理解しています。
農薬不使用の挑戦
今まで何も考えずスーパーで「キレイ」な野菜を買っていましたが、現在はためらいます。農薬は食料品の安定供給に必要である一方、正しく使われているかが見えない現状があります。キャンドルブッシュやヒ素、人工甘味料に農薬、それぞれ一長一短、正しい利用がポイントです。弊社は「健康」を提供する企業として、主力素材アキョウは、農薬残留を含めた893種の検査をクリア。現在は農薬完全不使用のサツマイモ生産にチャレンジしています。安心が第一です。
農薬不使用!168優農のごちそうさつまいもはこちら
和漢SINCA商品ページはこちら
こちらもよく見られています
社員は何を飲んでいる?おすすめサプリ紹介 | アキョウ、ロクキョウで紫外線対策 | 頭皮マッサージって白髪予防になる?意外と知らない予防法 |