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和漢のいろは Wakan no iroha

ポカポカ!世界のユニーク鍋

皆様、こんにちは。Dr.Tei Kenです。温かい鍋料理がおいしい季節ですね。毎年さまざまな鍋が出ています。「海鮮トマト鍋」や「カルボナーラ鍋」などの変わり種もあります。年々、鍋料理のバラエティー化が進む中、世界にはどのような鍋料理があるのでしょうか。

鍋料理・汽鍋(中国)


雲南省の家庭料理である汽鍋(チーコー)。鍋の真ん中から蒸気が出るようになっています。食材の水分だけで調理します。食材は基本的に鶏肉、野菜、天麻、当帰、三七などの漢方食材を用います。これを塩で味付けます。油も一切使わないので非常にヘルシーです。

鍋料理・プラチョーンペッサ(タイ)


プラチョーンは雷魚、ペッサは鍋を意味します。魚の形をした鍋で魚を丸ごと1匹と野菜をスープで煮る鍋料理です。隠し味には、日本人にとって身近な梅干しが使われています。魚の形をした鍋は、タイの市場や金物屋で売られています。でも家庭で作るより屋台やレストランで食べるのが主流のようです。

鍋料理・サンコーチョ(コロンビア)


中南米のカリブ諸国で食べられています。肉類(主に鶏肉)と野菜をじっくり煮込んだスープです。特にコロンビアでは、トウモロコシの輪切りと“バナナ”を用います。バナナといっても、熟した甘いバナナではありません。青いバナナを使います。調理されることで里芋のような食感が生まれます。

今回取り上げた鍋料理は、日本国内の各国料理店で味わえます。お店に足を運んでみるのもいいですね。家庭の鍋料理にアレンジしてみるのも楽しそうです。


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