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和漢のいろは Wakan no iroha

2024.05.22

味覚は脾、嗅覚は肺

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味覚は脾、嗅覚は肺

こんにちは、漢方薬膳アドバイザーの杏仁美友です。今回は味覚と嗅覚がテーマです。少しでもお役に立てれば嬉しいです。

味覚と五臓は関連性がある

新型コロナウイルスに感染すると、味覚や嗅覚に異常が出る方が、ある一定の割合で出てくるそうです。もちろん、花粉症、アレルギー性鼻炎、急性副鼻腔炎などでも味覚障害になったり、匂いがわからなくなることがあります。まずは一度冷静になって原因を探ってみることが肝心です。

味覚と中医学

さて、その味覚ですが、中医学では五臓と味覚は関連しています。口がしょっぱいと腎に、酸っぱいと肝に。苦いと心に、甘いと脾(消化器系の総称)に。辛いと肺にトラブルがあると考えられます。

味覚と体質

味が薄かったり感じない場合は、脾の機能が弱っています。鼻水が出たり匂いを感じない場合は、肺の機能が弱まっている場合があります。これはもともと脾や肺の働きが鈍っている人に起こりやすいです。自分の体質や体調を確認してみてください。

脾の機能を高める食材

まずは、日ごろから脾の働きが弱い方。穀物類、豆類、イモ類、なつめ。椎茸、人参、リンゴ、牛肉や白身の魚。そして鶏卵などを食べるようにして、消化機能を高めてください。

肺の機能を高める食材

肺の働きを高め、潤すものを紹介します。長いも、白キクラゲ、杏仁。松の実、アーモンド、クレソン。ゆり根、春菊、梨、バナナ、リンゴなどがあります。

五臓と感情もリンクしている

五臓は、それぞれ感情も受け持っています。肝は怒りを、心は喜びを。脾は思慮を、肺は悲しみや憂いを。腎は恐れや驚きを担当しています。例えば、怒りすぎると肝を傷つけます。肝が弱まると怒りっぽくなるということもあります。

気持ちが大切

せっかく脾や肺に良いものを摂取しても、思い悩みすぎると脾を傷つけます。くよくよ悲観的になると肺を弱めます。過度な感情に浸らないようにすることも大事です。こんな時は、まず口角を上げてみましょうね。自然と笑顔になります。

いつも笑顔を

笑顔になれば、脳は勝手に「楽しい」「嬉しい」と錯覚します。
脳の働きも活性化して、血流が良くなったりします。先行きが見えないから…と悲観的にならず「 笑う門には福来る」です♪


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