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和漢のいろは Wakan no iroha

しみ対策にオススメの食材とは?

こんにちは、漢方薬膳アドバイザーの杏仁美友です。
紫外線の強さが気になる時期ですね。皆様対策はされていますか。日傘は荷物の邪魔になることがありますよね。ですのでわたしの紫外線対策はもっぱら日焼け止め&サングラスです。学生のときは小麦色の肌が流行った時代でした。夏はコパトーン塗って部活動をしていたのが遠い昔のようです。

しみは肝機能の不調が原因の一つ

さて、その紫外線による代表的なトラブルの「しみ」。学生時代にガンガン焼いていた私やアナタも気になる悩みではないでしょうか。しみは紫外線を防ぐために発生したメラニン色素。本来ターンオーバーによってはがれ出るところ、表皮にとどまって沈着したいわば「頑張った証」。中医学でいうと、肝という機能がターンオーバーと深くかかわっているとされます。そこで、肝の機能を正常にしたり高めることがポイントになります。

生理前はとくにストレスに注意!

しみ予防で大事なことは、紫外線から肌を守ること、そして紫外線を浴びてしまったらターンオーバー。つまり新陳代謝を高めることです。ターンオーバーを正常にするためには、日々の生活の中でできることが多くあります。

肝という機能はストレスを真っ先に受け止める

臓器でもある肝。オーバーワークや睡眠不足でストレスフルな生活を送っていると肝の働きが悪くなります。老廃物がたまりやすくなったり、シミの原因をつくったりします。とくに生理前は黄体ホルモンの分泌が増え、メラニンの働きも活発に。この時期にイライラすることが重なると、しみの原因を増やすことになります。生理前は穏やかで規則正しい生活を心がけるとよいでしょう。

紫外線対策につながる食材

香りのよい食材やハーブティーも効果的。肝機能を整える食材には、レバー、トマト、セロリ、セリ、ピーマン。そして菊花、フェンネルなどがあります。また、肝という機能は気血のめぐりにも関連しています。それらの流れをスムーズにする鮭、イワシ。黒豆、玉ネギ、ニラ、菜の花、パセリ。それとクレソン、サンザシ、桃などもオススメです。ローズマリーやレモングラス、ジャスミンなどのハーブティーも。滞った気の流れをスムーズにする働きがあります。ほっと一息つきたいときや食後などに、ぜひお試しくださいね。


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