和漢のいろは Wakan no iroha

春のエイジングケアはクコに注目!
春のエイジングケアはクコに注目!
皆様、こんにちは。Dr.Tei Kenです。今回は168優農でも育てているクコについてのお話です。
生育中の枸杞の苗
クコは現代人の強い味方
クコ(枸杞)の実はゴジベリーとも言われ、杏仁豆腐に添えられるあの赤い果実です。ご存じのように、体に良さそうというイメージが定着しています。クコは肝腎を補い、血を補い、目を明らかにする効きめがあります。視力の低下やめまい、腰や下肢の倦怠感、性機能障害に用います。クコは中国最古の医学書『神農本草経』にあるように、不老長寿、抗老化薬としての働きがあります。
枸杞の働き
●胃の健康を保つ効果、生活習慣病の予防・改善効果、感染症を予防・改善する効果
●肝機能を高める効果、ストレスをやわらげる効果、疲労回復効果
●ダイエット効果、血流を改善する効果、美肌・美白効果
●眼病を予防する効果
このように現代人に必要なエイジング効果満載です。
クコで春の養生はパーフェクト
枸杞の実は、中国原産の生薬です。中国のECセール「ダブルイレブン」では、1時間に179トン売った実績も。茶葉の代わりにクコの実を用いる枸杞茶。現中国で40歳以上の方に最も流行っている養生法です。日本では薬膳素材としての利用が多いですね。
クコの活用法
菊花や高麗人参と一緒に使うのがお勧めです。「八宝茶」などは、クコの実と菊花がメインのお茶です。疲れやすく胃腸障害がなく、尿量減少又は多尿。手足のほてりや口渇がある人のかすみ目、つかれ目。のぼせ、頭重、めまい。排尿困難、頻尿、むくみ、視力低下など。これらには「六味丸」に枸杞子と菊花を配合した漢方薬「杞菊地黄丸」が効果あり。
枸杞配合の亀鹿二仙湯
当店の最高級品「亀鹿二仙湯」も枸杞の実と高麗人参を配合しています。夏目漱石の小説『草枕』の一節。「家の南面に枸杞の生け垣を植えると、病人が出ない」というくだりがあります。日本でも昔から枸杞が優れた素材として認識されていた証拠です。春は肝を養う季節。枸杞の実をご活用ください。薬膳料理研究家、杏仁美友先生監修「ゴジベリーで老けない体をつくる!」薬膳レシピもご参考に。
こちらもよく見られています
![]() |
![]() |
![]() |
||
社員は何を飲んでいる?おすすめサプリ紹介 | アキョウ、ロクキョウで紫外線対策 | 頭皮マッサージって白髪予防になる?意外と知らない予防法 |