夏のだるさやむくみに「豆キーマカレー」

こんにちは、漢方薬膳アドバイザーの杏仁美友です。
「カレーは薬膳」だと思っている方も多いようですが、本当は違います。確かに、カレー粉に入っているスパイスは、漢方薬に配合されているものが多いのです。でもだからといってイコールではありません。

薬膳カレーとは

薬膳の基本は、その人やその時の状態にあったものだったり、季節に寄り添うもの。なので、「なにが」入っているかだけでは不十分で、「その人に合っているかどうか」が大事なのです。ということで、今回は夏バテで体力が落ちていたり、疲れがたまっていたり。またはむくんで重だるい、などの症状によい、薬膳カレーをご紹介します！(これで理解できたでしょうか……?!)。

こんな人は薬膳カレーを

豆類は、胃腸の機能を整え、水分代謝をよくしてくれます。この時期なら茹でた枝豆を入れてもいいです。牛肉や豚肉は、気血を補い、体力アップに効果的です。カレー粉に入っているスパイス類は、カラダを温め、気や血の流れをよくします。夏の暑さでストレスが溜まってイライラしている人。または冷たいものや生ものの摂りすぎでおなかが冷えている人にもオススメです。キーマカレーは長く煮込まなくていいので、蒸し暑い夏はとくに嬉しいですね。

◆「豆キーマカレー」の材料(4人分)

● 合いびき肉…300g ●ミックスビーンズ…120g
● 玉ねぎ…1個 ●ショウガ・ニンニク…各1片
● 香菜…2~3本 ●カレー粉…大さじ2
● A【トマトの水煮…1缶(400g)　トマトケチャップ・中濃ソース…各大さじ1　塩…小さじ1/2 黒粒コショウ…少々】
● サラダ油…適宜 ● 温かいご飯…どんぶり4杯分

◆「豆キーマカレー」の作り方

1.ミックスビーンズはさっと水洗いし、玉ねぎ、ショウガ、ニンニクはみじん切りにする。
2.フライパンにサラダ油を入れ、ショウガ、ニンニク、玉ねぎを炒める。
3.香りが立ってきたらカレー粉を入れ、肉の色が変わったらAの材料を入れて5分ほど煮込む。
4.器にご飯を盛り、カレーをかけ、刻んだ香菜を散らす。

ぜひお試しください。

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