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和漢のいろは Wakan no iroha

2024.08.19

亀板と亀板膠の効能とは〈1〉

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亀板と亀板膠の効能とは〈1〉

皆様、こんにちは。Dr.Tei Kenです。お盆も過ぎて8月後半となりました。暑さで体も疲れていますので、体調管理をしっかりしたいですね。今日は亀板に関するお話です。

膠を知っていますか

弊社グループ会社の北海道鹿美健株式会社は、国内唯一の薬用食用「膠」メーカーです。鹿皮膠、鹿骨膠、鹿角膠等の鹿膠をはじめ、亀板膠、鼈甲膠も製造しております。これらの膠は、いずれも素晴らしい薬効があり、長い年月を経て、人々の健康や美容に役を立っています。これらの膠について紹介したいと思います。

亀はめでたい

亀は鹿と同じく、上古から瑞獣の一つとして「霊亀」と呼ばれていました。日本においても「亀は万年」と言われます。「長寿を象徴する吉祥の動物」とされ、めでたい生き物として尊ばれています。

亀の甲羅の模様も福を呼ぶ?

また、甲羅の紋様の六角形は吉兆を表す図形ともされています。いまでも縁起物として、様々な場面に取り入れられ珍重されています。万年とはいきませんが、亀には健康長寿、即ちアンチエイジングの作用が確かにあります。生薬としては亀板と亀板膠があります。

亀板は養命薬

亀板は2種類あります。腹面(下)の甲板は腹板あるいは腹甲、表(上)の甲板は背板あるいは背甲と呼ばれます。亀板に関する調査論文によると、宋王朝までは腹板と背板は区別せずに投薬されています。元、明、清王朝の時代は、腹板が一番薬効が高いとされ、専ら使われていました。

亀板は上品

近代になり、再び腹板と背板は区別せずに使われるようになってきました。亀板は、最古の漢方書【神農本草経】に「上品」として収載されています。繰り返しますが「上品」とは「養命薬(生命を養う目的の薬)です。無毒で長期服用が可能。身体を軽くし、元気を益し、不老長寿の作用がある」と日本薬学会のHPに紹介されています。ちなみに、その薬用歴史は2000年を超えます。

亀板の効能について

【中薬大辞典】には「陰を滋う、陽を潜ませる、腎を補う、健胃する。腎陰不足、骨蒸による労熱、吐血、鼻出血。久咳、遺精、崩漏、帯下、腰痛。骨痿(くる病)、陰虚風動(陰虚でめまいし、手足が痙攣する症状)。慢性下痢、マラリア、痔、小児の泉門の閉じないものを治す」と記載されています。ただし、亀板は妊婦が服用してはなりません。
<亀板膠については次回へ続く>

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