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和漢のいろは Wakan no iroha

小池一男先生の「花通信」エピソード

皆様、こんにちは。和漢SINCAスタッフです。
和漢のいろはでは、さまざまなコラムを掲載しています。
今回は、小池一男先生「花通信」についてご紹介します。

花通信の写真について

小池先生は、東邦大学の薬学部元教授で薬剤師でもあります。日頃から、生徒さんたちへ向けて薬草や野花の知識をわかりやすく伝えています。花通信で紹介している花の写真は、小池先生が自ら撮影されたものです。野花への愛情が伝わる写真はスタッフにも好評です。一部、Twitterでもご紹介しています。ツイートするたびに「いいね」してくださる方も多いです。

毒にも薬にもなる花たち

小池先生が紹介してくださる花のなかには、トリカブトのように毒を持つものも。また、優れた効能を持つ薬草がたくさんあります。すごいパワーを秘める小さな花々。先生のコラム「花通信」を拝見するようになってからは、道端の花が気になるようになりました。登場する花は貴重な薬草もありますが、基本的にはよくみかける野草がわかりやすく解説されています。

花通信、こんなふうに解説が


クロユリ(黒百合、Fritillaria camschatcensis、ユリ科)、写真は薬草園で撮ったものです。葉は茎の同じ高さの場所に4〜5枚が放射状に付く輪生です。学名を見てください。名前に「ユリ」とつきますが、クロユリはフリチラリアFritillaria属で、ヤマユリなどのユリはリリウムLillium属、同じユリ科でも違う仲間です。中部地方の亜高山帯から高山帯にとくに分布していますので、夏山で出会うとよいですね。
※写真撮影も小池先生です

1から10までの「花通信」掲載を動画にまとめました。

「花通信」はまだまだ続く

見ているだけでも美しい花たち。ふとしたひとときに、お花を見て癒されていただければいいなと思いながら、コラムを更新しています。これからご紹介するために、たくさんのお花がストックされています。今後とも花通信をお楽しみいただければ嬉しいです。


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