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和漢のいろは Wakan no iroha

世界の二日酔い解消法

皆様、こんにちは。Dr.Tei Kenです。今年も残すところ、あとわずか。もうすっかり忘年会シーズンですね。忘年会という言葉が使われているのは、実は日本だけなのだとか。“一年間の憂さを晴らす”意味合いを持つ忘年会。海外では、嫌なことを忘れると言うよりも、前向きな気持ちで新しい年に目を向ける。という考えが強いようです。嫌なことを忘れるためや一年間のご褒美。または仕事上の付き合いなどでお酒を飲む機会が多い時期。休肝日が取れずに、飲んだ翌日に後悔が残る方も多いのではないでしょうか。今回は、二日酔いに悩める方々におすすめ!世界の二日酔い解消法を伝授します。

コーラは二日酔いの薬

十九世紀末のアメリカでの出来事です。一人の博士が、水と砂糖、コーラナッツエキスなどを配合。頭痛や二日酔いの薬となる“フレンチ・ワイン・コカ”という、水で希釈して飲むシロップを開発しました。このシロップを炭酸水で割ったことにより、世界中で親しまれているコーラが誕生したのです。原料のコーラナッツ。頭痛を和らげ、肝機能を高める働きを持つカフェインが含まれています。二日酔いに効果的です。一見嘘のように思えますが、実は理にかなった飲み物なのです。

キャベツの漬物

ウォッカ大国のロシア。二日酔い解消に“キャベツの漬物の漬け汁”を飲む習慣があります。キャベツには、アルコールの摂りすぎで傷んだ胃の粘膜を修復するビタミンUが含まれています。ビタミンUの別の名を“キャベジン”といい、胃腸薬でおなじみの成分であります。このビタミンU以外にも、肝臓の解毒作用を向上させる成分。そして利尿作用のある成分が含まれています。キャベツは二日酔いに万能な野菜であることが伺えます。

二日酔いに効くツボ

“大衝”というツボ。足の親指と人指し指の骨の付け根、甲の小高くなっているところにあります。このツボを刺激すると、肝臓に働きかけます。そして肝臓の機能が高まり、アルコールの分解が促されます。親指で強めに押すと効果的です。飲みすぎないことが一番です。でも、もし二日酔いになってしまったら、試してみてはいかがでしょうか。また、飲み会の席で酒の肴として話してみると盛り上がるかもしれません。お酒と上手に付き合って楽しく年末を過ごしましょう。


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