和漢のいろは Wakan no iroha
美容には腸活
美容には腸活
皆様、こんにちは。和漢SINCAスタッフです。秋は乾燥や肌荒れで肌トラブルが起きやすい時期です。こんな時こそ土台からの美容ケアに取り組みましょう。土台とは..そう「腸」です!今回は腸活についてのお話です。
腸活について
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■美腸=美肌・体型のわけ
■これが腸活!の3つのメソッド
■腸でのデトックスを高める成分「●●」
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腸の役割
人間の腸(和漢での脾)には栄養を吸収し、また不要な物質を便として体外へ排出する役割があります。お通じはいわば、解毒行為です。毎日お通じがない便秘傾向の方は、体内に留まった便から脂肪を再吸収して太りやすくなります。また、スムーズに排出されるはずの毒素が停滞することでニキビ・吹き出物といった肌荒れの原因にもつながってしまいます。腸内の状態が美肌や体型維持に大きな鍵となっているので、腸内環境とお通じスッキリが大切な理由がわかりますよね。
便を観察しよう
毎日お通じがある人も、そうじゃない人も一度自分の便を観察してみましょう!すでにご存じかもしれませんが理想のうんちとはこんな感じ♪
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色:あかるめの茶色(赤っぽかったり黄色っぽかったり)で黒すぎない
形:バナナのように切れずにつるっとしている。(粘膜の働きが正常)
匂い:強くない(悪玉菌が多すぎない)
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腸内環境、大丈夫?
硬すぎて色もこげ茶だったり、コロコロとしたうさぎの糞のような便は、腸内の便の滞在時間が長いため、水分が吸収されすぎて固くなっています。脂肪や毒素をスムーズに排出するために腸内環境改善が必要な可能性があり。便の匂いが強すぎる場合も、腸内悪玉菌の働きが優勢になっていて、腸内環境が乱れている可能性があります。逆に、水っぽかったり、柔らかすぎる便の方は吸収力不足で、腸内の滞在時間が短すぎるかも。お腹の冷えで停滞していたり、「脾」の機能低下で栄養の吸収力が弱まっているかもしれません。
腸内細菌バランス
どちらも、腸内の働きものである細菌バランスを良くしていきましょう!腸内細菌のベストバランスは
善玉菌2:悪玉菌1:日和見菌7
意外と善玉と悪玉の比率が近くそのどちらにも傾く日和見菌の量が多いことがわかります。その名の通り、「善玉菌が元気ならそちらへ」「悪玉が元気ならそちらへ」・・となびいてしまうのが日和見菌。腸内細菌バランスは変化しやすいものであることがわかりますよね。
腸内環境改善の3大メソッド
【プロバイオティクス】
乳酸菌などの微生物を直接摂取する方法
ヨーグルト、納豆、キムチ、ぬか漬け、ザワークラウトetc..
【プレバイオティクス】
腸内細菌のエサになる栄養素を摂取して、腸内の善玉菌の働きを良くする方法
オリゴ糖・食物繊維・死菌
【シンバイオティクス】
プロバイオティクスとプレバイオティクスの両方を取り入れた腸内環境改善法
腸内環境改善にしっかり取り組んで美肌・美体型を目指す方は【シンバイオティクス】で!自分にあった食品を見つけるのは意外と難しく・・たとえば
・ヨーグルトは乳糖不耐症でとれない
・ぬか漬けの塩分が気になる
・キムチは辛く添加物も多い・・
など効果的なほど摂るのは結構大変です。
腸活には善玉菌のエサを
そこで、善玉菌のエサとなる水溶性食物繊維の多い
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りんご・プルーン・昆布・わかめ・オクラ
こんにゃく・山芋・オーツ麦・アボカド・さつまいも
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などの、食材で善玉菌を元気にして崩れてしまった腸内環境のバランス改善をしましょう。
腸活にはさつまいも
さつまいもの唯一の成分にも注目!すごいのは食物繊維だけではありません。さつまいもの蔓や実を切ると白い汁がでてきたのを見た覚えはありませんか?この汁の正体は「ヤラピン」といって、食品では、さつまいもにのみ含まれている栄養成分です。
腸活の味方
ヤラピンには、腸の便を送り出す力(蠕動運動)を助けて、便を柔らかくしてくれる効果があります。加熱に強いので、いろんな調理方法でも摂取しやすく、さつまいもなら食物繊維+ヤラピンの相互作用で腸のデトックス力を効率よく高められます!
腸内環境改善を
お通じは美容の要である大事なデトックスの場です。便秘を繰り返すと慣れてきてしまいますが3つの腸内環境改善メソッドを意識して、食物繊維やヤラピンを効率よく摂りながら美肌・美体型を目指していきましょう♪
監修:Dr.Tei Ken
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