和漢のいろは Wakan no iroha
秋バテ、感じてませんか?
秋バテ、感じてませんか?
皆様、こんにちは。和漢SINCAスタッフです。想像以上に暑い日が続いている今日この頃。「秋バテ」を感じていませんか?夏からの疲れも出やすく、季節の変わり目特有の不調が起きやすい時期です。
秋バテについての解説項目
——————————–
■「秋バテ」の症状とは?
■季節的変化が自律神経に与える影響
■秋バテ対処法
——————————–
秋バテの症状
「夏バテ」に対して、この季節の変わり目に感じやすい不調を「秋バテ」と呼んだりします。こんな症状に覚えはないですか?
◎疲れが残る
◎だるさ・倦怠感が抜けない
◎憂鬱やイライラを感じやすい
◎眠りづらい・朝起きづらい
◎頭がぼーっとする
◎食欲低下
このような不調を感じやすいのは季節の変わり目特有の気候の激しい変動が、自律神経に負荷をかけやすいからです。
秋バテの原因
たとえば・・・
①寒暖差(朝晩の気温変化が激しい)
②室内と室外の温度差(クーラーでの冷えと外の汗をかくような暑さの急激な変化)
③気圧の急激な変化(台風や低気圧が発生しやすく急激な変化にさらされる)
自律神経は普段、自分の意思で動かしている意識はないですが、こういった環境の変化で大きな負担にさらされています。
秋バテ対策は?
和漢では「気のめぐり」と言ったりします。五臓の中の「肝」が自律神経の調整を行っています。ですから肝のケアをしっかり行うことで季節の変わり目であっても、秋バテの不調を感じることなく快適に過ごせます。肝にアプローチして気のめぐりを手助けするには「香り」の力を使うのがポイント。
アロマを活用
身近な香りの良いアロマやハーブティーを使うことでも実は気のめぐりを手助けができます。
★なんだかやる気が出ないなぁ~
★もっとシャキっとしたい・・
★だるい・・
こういう時は、アロマ・ハーブティーでミントやローズマリーを取り入れてみてください。
秋バテに和漢
和漢素材ではラジオラロゼア(紅景天)がおススメ!もともと滋養強壮、疲労回復に用いられていましたが、「食べる酸素」と呼ばれ
体へ酸素を届けるのを手助けします。使用するならやる気スイッチを入れたい朝から午前中にかけてが◎
秋バテに合う素材
逆に、
★頭が働き過ぎてソワソワ
★リラックスしたいのに休まらない
★寝つきが悪い
★なんだかイライラ
なのであれば、素材の使い分けが便利です。アロマでは、ラベンダー・カモミールはリラックス効果があるので、夜~就寝前が◎。和漢素材では人参の一種である「シベリア人参」がおススメです。シベリア人参も環境変化からのストレスに対する抵抗力を高めてくれます。疲労回復だけでなく睡眠や鎮静にも活用できる「秋バテ」の時期にぴったりの素材です。
すこやかな秋を
寒暖差や季節の変わり目によるストレスは目に見えるものではないのが辛いところ・・実は体に大きく影響を与えて、秋バテのような症状につながってしまいます。この時期は無理せず生活習慣をすこしゆっくりペースにして、自分を追い込まずに過ごしてみましょう。今日ご紹介した素材もぜひ試してみてくださいね。
監修:Dr.Tei Ken
こちらもよく見られています
鹿が薬として浸透していない理由【1】 | 漢方からみるタイプ別白髪の原因チェック! | 胃痛、触ると痛い? 気持ちいい? |