和漢のいろは Wakan no iroha
サツマイモ生産を北海道で
サツマイモ生産を北海道で
皆様、こんにちは。和漢SINCAスタッフです。今回はグループ会社168優農株式会社の取り組みについてご紹介します。北海道、新ひだか町で和漢生薬とカラダに優しい農作物を生産している168優農(いろはゆうのう)。9月19日に「サツマイモ 園児無料収穫体験」を開催しました。
新顔作物
北海道では、サツマイモ、ニンニク、落花生を「新顔作物」とし、需要拡大の後押しに取り組んでいます。
北海道で「いも」といえば「じゃがいも」でしたが、総務省の家計調査では北海道の2人以上世帯のサツマイモの購入数量は全国10地域の中で2位。一方で、作付面積は47都道府県中46位となっています。そこで、新ひだか町の園児にもサツマイモに親しんでもらいたいと、収穫体験を企画しました。
サツマイモ収穫は初めて!保育所の園児たち
青空のもと、新ひだか町立静内保育所から2歳、3歳、4歳、5歳の約50名が参加しました。サツマイモの収穫体験は静内保育所では初めての試み。園児たちは汗を流して懸命に芋を掘り出します。土の中から姿を現した大きなサツマイモに歓声が上がっていました。
サツマイモ収穫で食育
同保育所では『食の楽しさ、大切さがわかり、楽しく食べる子ども』をめざし『食育』に取り組んでいます。168優農のサツマイモ畑は、日高地域で一番広大。新ひだか町では自家消費ではない初のサツマイモ畑となります。「あまはづき」「ふくむらさき」「ひめあやか」「ハロウィンスウィート」。そして「べにまさり」「ゆきこまち」「シルクスイート」「べにはるか」。さらに契約栽培の「高系14号」と計9品種を栽培しています。
ねっとり甘いあまはづき
令和生まれのサツマイモ新品種「あまはづき」。安納芋よりも甘みが強く焼き芋には最適の品種です。報道関係者向けに行われた焼き芋の試食では、「甘くて美味しい!」と好評でした。掘ったサツマイモは、園児たちがお土産に持ち帰りました。園ではおやつにふかしたサツマイモを食べたそうです。(新ひだか町Facebookより)
当日はメディア関係者の方々にも取材していただきました。ありがとうございました。
私たちはこの取り組みを通じて、新顔作物の道内普及と、子どもたちの食育に役立つことを願っています。近い将来、サツマイモが新顔作物ではなく、北海道の基幹作物となるよう、生産に力を入れていきます。北海道ではまだめずらしいサツマイモ生産。どうぞご期待ください。
監修:Dr.Tei Ken
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