和漢のいろは Wakan no iroha
168優農のごちそうさつまいも振り返り
さつまいも振り返り
皆様、こんにちは。和漢SINCAスタッフです。昨年秋から販売してまいりましたさつまいもの販売もそろそろ終盤です。今回は、今期の振り返りをしたいと思います。
さつまいも新品種も好評
和漢SINCA公式サイトでは、2023年からグループ会社168優農で生産されたさつまいもの販売を開始しました。和漢のいろはでも何度かご案内している168優農。北海道で農業を営んでいるグループ会社です。和漢SINCA商品の材料となる生薬と、農薬不使用の農産物を栽培しています。今シーズンは農薬不使用のさつまいもの他に、減農薬で栽培されたシルクスイートと紅まさりも販売しました。おかげさまでご好評いただき、シルクスイートは早々に完売。リピートしたかった、もう買えないのか?とのお問い合わせもいただきました。今年もリピーターのお客様からの注文を多数いただき、感謝申し上げます。
寒さとの戦いとなった今シーズン
今期は困難の連続でした。当初に販売予定だった品種のいくつかが、販売できないという状況になってしまったのです。理由は、予想をはるかに超えた寒波の襲来です。北海道は寒さが厳しい地域ですので、対策は講じています。加えて168優農のある日高地方は比較的温暖であまり雪も降りません。ところが、今年は予想より早く急激に寒くなり、熟成していた一部の商品に被害が出てしまいました。楽しみにされていたお客様には、大変申し訳なく思ってます。
ふくむらさきが売れない?
特に、昨シーズンで人気だったふくむらさきは、紅芋好きの方に大好評でした。今期はさらに数を増やして販売する予定でしたが、残念な結果に。お問合せも頂戴していましたので、次のシーズンこそお届けしたいと願っています。他にも、今期から新たに販売する予定でした「栗かぐや」は販売することができませんでした。新商品「ゆきこまち」についても、わずかな数の販売となってしまいました。反省を踏まえ、現在は安定供給に向けて設備を整えています。
人気だったさつまいもの品種
今期から新発売となったあまはづき。テレビで取り上げられたこともあって興味を持っていただいた方も多かったようです。一番人気だったのが、シルクスイート。こちらは露地栽培のため1回だけ虫よけを使用し、減農薬と明記して格安で販売しました。私も試食しまして、とても出来が良く、甘くてとろけるようで人気の理由がわかりました。リピーター様もダントツでした。現在は減農薬の紅まさりが販売中で、こちらも残りわずかとなっています。
アメリカンホームメイドパイと焼き菓子のお店thelocalbakeshopであまはづきをタルトに採用していただきました
さつまいもを輸送する難しさ
大切に育てた商品を箱詰めする際は、丁寧に梱包しています。ところが、輸送途中で折れてしまうことも。なんとかキレイな状態でお届けしたいと願っていますが、輸送業者様にゆだねる所も多くあります。お声を受けて、ダンボール箱の強化を行いました。そして農薬不使用ですとやはり痛みやすく、適切な保管が必要です。特に天敵なのが温度変化による結露です。さつまいもが濡れてしまうと、あっという間に傷んでしまいます。今後も、保管方法など丁寧にお伝えしていきたいと思います。
さつまいもをもっと多くの方に
寒波のために思うように販売できなかった今シーズン。反省を踏まえ、来季に向けて動き出しています。設備投資にもさらに力を入れました。甘くておいしくて、栄養たっぷりなさつまいも。さらに安全性も追求して、難しい農薬不使用に挑んでいます。次こそ、販売できずにお客様が残念な思いをすることのないよう、頑張ってまいります。まだ始まったばかりの挑戦です。温かい目で見守っていただけますとありがたく存じます。
監修:Dr.Tei Ken
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