花粉症と腰痛の意外な関係

今回は花粉症対策についてのお話です。

花粉症、今年の傾向

現在、日本人の3人に1人が花粉症と言われています。
花粉症の人にとっては辛い季節がやってきました。
日本気象協会によると、
九州から東北にかけて前シーズンより飛散量は多く、
特に四国、近畿、東海、関東甲信では非常に多く飛ぶ見込みとのこと。
前シーズンは症状が弱かった方も、まだ花粉症の症状がない方も、
万全な花粉症対策が必要になりそうです。

腰痛と花粉症の関係と花粉症対策

花粉症の主な症状といえば、
鼻水、くしゃみ、鼻づまり、目のかゆみですが、時には
『腰痛』が引き起こされる場合があります。
花粉症と腰痛は一見接点がないように見えますが、
鼻をかんだり、くしゃみを頻繁にすることが、
実は腰に負担を与えているのです。
これらの動作は、お腹にグッと力が入るので、
その時に腰への衝撃をやわらげるクッションの役割をする
椎間板に圧力がかかり、腰の周りの筋肉を急に収縮させます。
続けざまに起こることで、筋肉を痛めてしまい腰痛になります。
ひどい場合には、椎間板が外に飛び出すヘルニアや、
ぎっくり腰が引き起こされることがあります。

鼻水やくしゃみ対策

では、腰痛の原因となる鼻水やくしゃみを止めるには
どうすればいいのでしょうか。
手や腕には肺(呼吸器)の機能を高める、
気(エネルギー)の通り道である経絡が通っています。
その中に鼻水やくしゃみに対応するツボがあるので、
ご紹介しましょう。

【くしゃみに効くツボ】で花粉症対策

●尺沢(しゃくたく)
ひじの内側、シワの上の親指側にある筋肉
の外側にあるくぼみに位置します。

●太淵(たいえん)
手首の関節部分の内側、シワの親指側に
ある動脈を感じるところ、手首を曲げた時
に骨が出っ張るところの下に位置します。

【くしゃみ・鼻水に効くツボ】で花粉症対策

●少商(しょうしょう)

親指の爪の付け根の
外側に位置します。
押し方 は、親指などの指のはらで押しもみして
「痛いけど気持ちがいい」と感じるくらいの強さが最適です。
少しでも快適に春を過ごせるよう、
花粉症の症状が辛い時に押してみてください。

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