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和漢のいろは Wakan no iroha

疲れをなんとかしたいあなたへ
〜休息をとれない時期のだるさ、そろそろ限界…?〜

6月——祝日がひとつもないこの月、なんとなく気分も体も重たくないですか?
しかも、梅雨でじめじめ・気圧も不安定・日差しも少なめ…。
「寝てもだるい」「やる気が出ない」「気づいたらずっと疲れてる…」なんて声が、チラホラ。
そんな今こそ、ちょっと立ち止まって“疲れの正体”を見直してみませんか?

疲れの原因って、なんだろう?

「この疲れ、何が原因?」
そう思ったこと、ありますよね。今回は、薬学博士でもある当社代表に、和漢的な視点でお話を聞いてみました。
代表いわく、中高年の疲れや腰痛・肩こりの大きな要因は「骨・筋肉・血液のバランスの乱れ」。
そしてこれらのバランスをコントロールしているのが、和漢の五臓(身体の働きを5つに分類したもの)でいうところの「腎(じん)」という臓器なんだそうです。
「腎」は、ホルモン分泌や生殖、老化、生命エネルギーなどと深く関わっていて、ここが弱ってくると、
✔️ 疲れが取れない
✔️ 足腰がだるい
✔️ やたらと眠い・やる気が出ない
✔️ 肩こり・腰痛が慢性化
…などの、いわゆる“加齢や慢性疲労”が増えてきます。

「腎虚(じんきょ)」ってなに?

和漢でいう「腎虚」とは、「腎」の機能が弱まっている状態を指します。
腎虚になると——
・白髪や脱毛が増える
・耳鳴りや難聴
・冷えやほてり
・だるさや倦怠感
・皮膚のかゆみや乾燥
・イライラ、不安感
などなど、見た目だけでなく体のさまざまな箇所にもさまざまな不調が出てきます。
しかも腎虚は不妊症や成長の遅れ、心の不調にもつながることがあるので、放っておけないんです。

アキョウ・ロクキョウで「腎」を補う

「じゃあ、どうすれば腎をケアできるの?」
そんなとき、私たちがおすすめしているのが、アキョウとロクキョウ。
これらは、漢方で“陰陽のバランス”を整え、“気と血”を補う働きがあるとされ、
疲れやだるさ、足腰の弱り、虚弱体質の改善などに使われてきた歴史ある素材です。
『中薬大辞典』にも、「立っていられない(時に有用)」 「腰痛を治す」「力を強め、筋を伸ばす」などの記載があり、まさに“長引く疲れや加齢に伴う症状に効く素材”といえます。

食材でも「腎」をケアしよう!

もちろん、日々の生活でもできることはあります!
「睡眠」「運動」「食事」この3本柱は、やっぱり基本。
なかでも腎を補うのにおすすめの食材はこちら👇

🍠 黒い食材(黒ごま、黒豆、黒きくらげ など)
🥩 豚肉・レバー(良質なたんぱく質+鉄分)
🌰 栗・なつめ・クコの実(漢方食材の定番)
🌿 西洋人参や冬虫夏草(高級和漢素材!)

そしてもちろん!
アキョウやロクキョウと一緒にとると、相乗効果でよりおすすめです。

がんばる毎日に、ちょっとした養生を。
疲れって、「気合いでなんとかなる」ものじゃないんですよね。
だからこそ、体の声をちゃんと聞いて、必要なケアをしてあげることが大切だと感じます。
そして、漢方や和漢素材は、そんなケアの“頼りになる味方”になれる存在だと思っています。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました♪
次回は…
「国産の強み」ってなんだろう?
和漢SINCAがずっとこだわってきた「国産素材」について、スタッフの目線でわかりやすくお届けします!
「安心感って、こんなところから生まれるんだ」と、きっと思っていただけるはず!
どうぞお楽しみに♪


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