menu close

和漢のいろは Wakan no iroha

2025.01.08

不眠のタイプと入眠パターン

#うるおい薬膳#薬膳シュウマイ#白#年代別ケア#気力アップ#食生活#便秘対策#咳対策#のどの痛み#秋の養生#秋#閩北烏龍茶#閩南烏龍茶#広東烏龍茶#台湾烏龍茶#デスクワーク#スマホ#ウォーキング#五労#白虎加人参湯#残暑#うるおい#更年期症状#配伍#すいか#ハニーサラダ#ハチミツ#湿気#陰陽五行#陰陽バランス#新学期#トマト#精神不安#発陳#梅干し#口の渇き#白きくらげ#ドライアイ#目の疲れ#風邪予防#風邪対策#長ネギ#クルクミン#桑の実#スーパーフード#キヌア#血行不良#冷え改善#紅花#スギ花粉#睡眠障害#寒邪#生姜焼き#温性#むくみ防止#レンコン#ハス#百会#交感神経#以蔵補臓#白木耳#青茶#なつめ#心火#陰陽#陰陽五行説#不調の色#ナス#コロナ後遺症#味覚障害#嗅覚障害#熱中症#クコ#杏仁豆腐#夏バテ防止#五臓#心#脾#肺#影響#半夏白朮天麻湯#胃痛#しみ予防#しみ対策#湿気対策#除湿#ひよこ豆#アンチエイジング#八宝茶#湿邪#更年期障害#烏龍茶#乾燥対策#杏仁美友#スープ#紫外線対策#中華街#正気#邪気#免疫力アップ#シュウマイ#デトックス#血流改善#新年度#精神安定#菜の花#だるさ#肝の養生#桜#冬瓜#活血#養生#運動#安眠#副交感神経#元気#生薬#足がつる#のぼせ#頭痛#春#不調#フルーツ#便秘#温熱性#健康法#根菜#涼性#寒性#平性#冷え対策#薬膳スープ#サラダ#牡蠣#血虚#更年期#生理#肝#生理痛#紫外線#風邪#血行#ツボ#はと麦#ミント#免疫力#花粉症#体質#自律神経#生姜#杏仁#薬膳レストラン#老化#楊貴妃#シミ#睡眠#乾燥#美容#ストレス#エイジングケア#冷え#腎#腰痛#ウコン#菊花#不眠#豚肉#熱中症対策#補気#薬膳レシピ#むくみ#梅雨#夏バテ#薬膳#和漢#ダイエット#漢方#最新

不眠のタイプと入眠パターン

こんにちは、漢方薬膳アドバイザーの杏仁美友です。先日、ある企業の主催で冬の薬膳セミナーをさせていただきました。「寝つきが悪い」「夜中に目が覚める」など、睡眠の悩みが多かったのがとても印象的でした。ということで、今回は不眠のあれこれについてです。

不眠は精神活動を担う「心」と関わる

不眠は現代人に多い悩みの一つです。とくに中年期(40歳~65歳)に入ると、自分の仕事や身体のことだけではないですよね。子どもの進路や親の介護などのサポートも加わり、心配事は尽きません。つまり、中年期は、ストレスや心配事で眠れないことが多いのです。

不眠と「心」について

中医学では、不眠は「心」と深く関わりがあります。「心」は心臓の機能だけでなく、精神的な活動や大脳の働きを担っています。その「心」は、絶えず全身を温め動かす機能があります。それは「火」にたとえられ、火が熱くなりすぎたり、冷ます機能が低下したりします。火を燃やす栄養分が少なくても、心が機能できずに不眠になるといわれています。
大きく分けると、
1.カッカして眠れないタイプ
2.心配事があって眠れないタイプ
この2つにわけることができます。

不眠の原因は余分な熱があるor心配事がある

1の場合、火を冷ます機能が低下しているので、熱を冷ます食材がオススメです。セロリ、せり、三つ葉、トマト。菊花、ミント、クチナシの実。アワビ、緑茶などがそうです。2の場合、栄養や血液の不足で大脳(心)を養えない状態です。穀物類、イモ類、豆類、なつめ。牛肉、鶏肉、イワシ、マグロ。カツオ、タコ、牡蠣、黒ごまなど、気や血を補う食材が良いでしょう。
なお、どちらのタイプにもオススメなのが、蓮の実、ユリ根、竜眼肉。金針菜、牡蠣、シジミ、アサリ。ナツメ、小麦、鶏卵などの精神安定作用のあるものです。

不眠は入眠パターンもいろいろ

まずは上記1と2どちらのタイプかを知ることが重要です。入眠パターンの傾向もご紹介します。眠るまで時間がかかる「入眠困難型」は、ストレスと関係が深い場合が多いようです。熟睡できない、目が覚めやすい「中途覚醒型」は、胃腸が弱かったり、脂っこい食事やお酒の影響も考えられます。「早期覚醒型」は、高齢者だったり、老化に関連がある腎が弱っているのも原因の一つです。


こちらもよく見られています

食べるだけが薬膳じゃない 君臣佐使のルールとは? 食べ物の色選びで白髪改善!今すぐできる体質別チェック