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和漢のいろは Wakan no iroha

2024.09.20

秋の先取養生

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秋の先取養生

皆様、こんにちは。和漢SINCAスタッフです。去る9月7日は二十四節気で「白露」でした。まだまだ暑さは残りますが、朝晩にすこしずつ秋の訪れを感じる時期。草木に白い露がつきはじめることからこのようにいわれています。今回は秋の不調に備えた準備養生をご紹介します!

秋の先取養生についての解説項目

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■秋は乾燥の季節
■乾燥に弱い「肺」の影響範囲とは
■空咳・乾燥肌・便秘に潤わす薬膳レシピ
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秋の先取り養生がよい理由

小さな季節の変化に気づいてすこし先取りするような養生を行うと、次の季節でも不調もなく元気ですごせます。(食欲の秋と言って寒さ厳しく食べ物の少ない冬に備えるのも先取ですね)。

秋は乾燥の季節

これから訪れる秋は「燥邪」といってとにかく空気が乾燥し、乾燥に弱い五臓の『肺』を傷めやすい季節。肺の影響範囲は、「肺」だけでなく呼吸器の喉・鼻にくわえて皮膚(肌)や表裏関係にある大腸にも。そのため、これからはこんな症状の増加が予想されます!

秋の燥邪

①のどの乾き、のぼせ、ほてり
②乾燥による空咳、絡んで出しづらい痰の増加
③肌の乾燥や肌荒れが増加
④腸内の乾燥を原因とする便秘が増加

秋の不調対策を

白露のころには朝晩の肌寒さを体に覚えてもらい、夏に開いていた汗腺を徐々に引き締めて体内に潤いを保てるようにすることが大切。さらに今から潤いを逃がさず、補っていけるような養生をしていけば、これから乾燥の強まる秋に不調を感じず元気にすごせます。

舌診による秋の症状

あなたの舌の様子を見てみましょう!
・苔がほとんどついていない
・舌に裂け目がある
・全体的に赤みが強い
これらは、すでに乾燥傾向のある「陰虚」タイプの舌のあらわれです。さきほど紹介した秋の乾燥不調が特に出やすいタイプといえます。早めに&しっかり準備養生を行いましょう。

おススメカンタンレシピをご紹介

杏仁豆腐のもととなる杏のタネは和漢では「きょうにん」と呼びこんな目的で使われます。
★咳の原因となる上がってしまう「気」を下ろして咳をとめ、呼吸を楽に
★大腸の気もおろし、腸の乾燥を潤して排便を手助け

杏仁茶

台湾では屋台などで「杏仁茶」という杏仁・お米・砂糖を砕きお水で煮詰めたお茶があります。今回はそのアレンジレシピで飲みやすく続けやすい薬膳です♪
★製菓用の杏仁霜を用意(杏仁豆腐用の粉末)
※もし選べるなら、杏仁よりもお砂糖が多いものもあるので、なるべく杏仁が多いもの。多くはコーンスターチなど、とろみ成分も入っています。

【ホット杏仁豆乳ラテ】

①杏仁霜 大さじ1ほどを少量のお湯で溶かす
②豆乳を温めてマグカップなどにホット豆乳を用意
③①を②にとかす。
④はちみつを加えて、甘さを調整
豆乳・・肺にたまった熱をさまし潤いを補充
はちみつ・・潤す力が強く、咳や痰をしずめ、肌や腸の潤いにもなる優秀食品
このふたつを合わせるとさらに潤いUPです。

乾燥に負けない秋を

逆に辛い食品は発散力が強く潤いを外へ逃がしてしまうので、辛いもの好きな人は要注意です。他にもレンコンなどの根菜、梨といった潤いを補う季節食材を先取りして乾燥に負けない元気な秋にしましょう♪

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監修:Dr.Tei Ken


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