和漢のいろは Wakan no iroha
潤いをお肌に!和漢で美容
潤いをお肌に!和漢で美容
皆様、こんにちは。和漢SINCAスタッフです。8月に入りましたね。まだしばらく猛暑が続きそうです。どうかご自愛ください。今回は和漢で考える「潤い」のお話です。
潤い対策を和漢で
汗をたくさんかいたり、エアコンで肌が乾燥したり…肌の調子が悪くなりやすい時期です。今回は美容にも大きく関係する和漢で考える「潤い」とは。
【和漢で潤いをお肌に!の話ラインナップ】
今回の投稿では、
■ 和漢で内側の「乾き」に気づこう
■ 潤い保持に大切な「気×血×津液」の役割
■ 日常でやりがちは「乾き」行為
■ 潤ってツヤツヤな薬膳食材
について、ご紹介します。
潤いと和漢との関係性について解説
和漢を生活に取り入れて舌の観察を日々の習慣にすると、あれ?
・苔がぜんぜんついていない
・表面に裂け目がある
こんなことに気づくことがあります。
⇒実はこれ、「乾き」のひとつの兆候。
乾燥肌だし?年齢だから?それでもなんだか受け入れがたいこの美容体質は、和漢で自分のタイプを掘り下げていけば対策をとることができます。『舌』の観察もその一つ。早めに内側の乾きに気づくきっかけに。
潤いがある人の違いは
また、人によって同年代や同じ環境にいる方でも肌のツヤツヤした潤いに違いが出るのはなぜでしょうか?美容を肌だけで考えるとどうしてもスキンケアだけに目を向けがちですが肌も全身の器官のひとつで他との関係性で成り立っていることがポイントです。
潤い対策のポイント
また、気が不足していると津液や血を、全身に運ぶことができません。潤ってつややかな肌のベストコンディションを目指すには、この三要素すべてが関係しているのです。あとは、日常的にしてしまっている「乾き」行為を見直すことがとても大切。
潤いをなくす原因とは
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・辛いものや香辛料の食べすぎ
・サウナ・ホットヨガのやりすぎ
・カフェインのとりすぎ
・長風呂のしすぎ
・寝不足をくりかえす
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これらは潤い減少のきっかけになる「乾き」行為。上記を「しない・控える」を工夫していただくのも大切なポイントです。消化に良い食事をとり、睡眠時間をちゃんと確保して、汗のかきすぎに注意するだけでも、あなたの大事な潤いは消耗される機会が減ります。
汗のかきすぎ注意
熱中症対策でも触れましたが、汗は津液と一緒に気も放出するのでこの時期とくに汗をかきすぎる運動は要注意。特に、ダラダラ汗が止まらない人はすでに「気」が不足していてとどめることができなくなっている可能性も。
潤いに良い食事
食事では、豆乳、長いも、レンコン、蜂蜜、梨などの白い食材が潤い強化選手なので日常的に取り入れるのも◎。『白きくらげ』は、楊貴妃も愛用していた美容薬膳食材で、味にくせもないのでスイーツやスープに入れるのもおススメです。潤いを与える食材を取り入れるだけでなく、生活習慣をすこし見直すことで潤いを保って、お肌のベストコンディションを目指す手助けができますよ♪
監修:Dr.Tei Ken
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