和漢のいろは Wakan no iroha
2024.06.10
道にある!? むくみとり素材
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道にある!? むくみとり素材
皆様、こんにちは。Dr.Tei Kenです。梅雨時は湿気が多くむくみやすくなりがち。今日はむくみにまつわるお話です。
むくみとりが身近に
ジメジメとした季節に突入しました。身体に余分な水分が溜まりがちだと、むくみやすくなりますね。実は路上や畑、田園にはむくみをとる素材が!手軽なものから変わったものまで、数多くのむくみとり素材があるんです。今回はその中の2つを紹介します。
むくみとりにハトムギ
ハトムギはお茶やパウダー状のものをよくみかけますね。シリアルとしても販売されています。ヨクイニンという生薬でもあります。むくみをとる効能はもちろん、イボやニキビの治療に用いられます。美肌効果もあるので女性にとって嬉しい働きがいっぱいです。
朝顔の種は取扱注意
夏の風物詩である朝顔も生薬になります。朝顔の種(牽牛子)です。中薬大辞典によると“脚満水腫(足のむくみ)を療す”とあります。乾燥した種を粉末状にしたものが生薬となります。しかし、朝顔の種は作用が強烈で微量でよく効きます。ですから、種をそのまま飲み込むのは厳禁です。万が一、飲み込んでしまった場合は、強い腹痛、下痢等の副作用がすぐ現れます。きれいな花から想像がつかない薬効に驚きますね。
手軽に使えるか否かはさておき、今までただの草花だと思っていたものの見方が変わりそうですね。ちなみに、アキョウにもむくみに良い作用があります。
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