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和漢のいろは Wakan no iroha

小池一男先生の花通信エピソード3

皆様、こんにちは。和漢SINCAスタッフです。
和漢のいろはでは、さまざまなコラムを掲載しています。
今回は、小池一男先生「花通信」についてご紹介する3回目です。

花通信の写真について

小池先生は、東邦大学の薬学部元教授で薬剤師でもあります。日頃から、生徒さんたちへ向けて薬草や野花の知識をわかりやすく伝えています。花通信で紹介している花の写真は、小池先生が自ら撮影されたものです。普段はあまり目に留まらない野花が、先生の写真で主役となっています。ユーモラスな内容もあり、スタッフも毎回楽しみにしています。一部、X(旧Twitter)でもご紹介しています。ツイートするたびに「いいね」してくださる方も多いです。

ある日の花通信

花通信は、和漢のいろはでご紹介しきれていないものも多くあります。先週届いたばかりの花通信をご紹介します。

ロウバイ


キャンパスのハーブガーデンに、ロウバイが咲いてます。というお便りを学生さんから頂戴しました。ロウバイ(蠟梅、Chimonanthus praecox、ロウバイ科)の英名はWinter sweet。その名の通り冬の寒い時期、お正月頃から咲きはじめます。近づくととても甘い良い香りがします。蝋細工のような梅に似た花から「蠟梅」が名前の由来のようです。

ロウバイには毒が

普通の梅は花弁が5枚でバラ科です。ところが、ロウバイは全株有毒で、とくに種子に神経毒カリカンチンが多く含まれています。誤食すると強直性痙攣を引き起こします。気をつけてくださいね。

21から30までの「花通信」掲載を動画にまとめました。

今後の花通信

見ているだけでも美しい花たち。ふとしたひとときに、お花を見て癒されていたたければいいなと思いながら、コラムを更新しています。これからも花通信をお楽しみいただければ嬉しいです。

11から20までの「花通信」動画はこちら
1から10までの「花通信」動画はこちら

※トビラの画像はスイセン(水仙、ヒガンバナ科)


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