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和漢のいろは Wakan no iroha

漢方が女性の不調に向いている3つの理由

皆様、こんにちは。和漢SINCAスタッフです。
女性のみなさん。冷え、食欲不足、イライラなど。病気とまではいかなくても、色々な体の不調をいつも感じてはいませんか?こうした症状を改善しようと思った時に、病院ではどの診療科に行けばいいのか悩みますね。診てもらっても症状が解決しないというケースもめずらしくありません。そんな中、医療の分野でも今再び注目を集めている漢方。なぜ女性の不調に役立つのかについてまとめました。

【1】病名がつかない「なんとなく不調」に強い

頭が重い、食欲がない、イライラ、気分の落ち込み。こうした症状があるのに、検査をしても異常がないことがあります。不調に対する適切な対処が分からないのは、つらいものです。西洋医学ではこのような時、そのまま様子を見ることが多いです。でも漢方は体に現れた自覚症状を重視します。そして、その人の体質の傾向をふまえた治療が行われます。

【2】いくつもの症状が、一つの漢方で解決することも

西洋医学では頭痛には痛み止め、むくみには利尿剤。このように、ひとつひとつの症状に薬が処方されます。それに対して漢方はからだ全体のバランスが崩れていることから様々な不調が起こるととらえます。ですので、からだ全体のバランスを整える治療を行います。ピンポイントで治療するのではなく、一つの薬で全身の不調を解決していくのが漢方の最大の特徴です。

【3】体調と美容を総合的にケアできる

冷え症や肩こりなど、西洋医学では病気としてとらえられない不調に対しても、漢方は有効です。特に女性はカラダが冷えやすく、不調が出やすいです。たとえば、冷えの対処法の一つに「血を補う」という方法があります。当初は冷えの改善が目的だったはず。漢方を飲むことで、まず血を補います。そしてカラダの内側を潤すことで、肌の乾燥や便秘まで改善されるということもあります。健康と美容の悩みが多い女性にとって、きっと頼もしいパートナーになるでしょう。

漢方の特徴を知って活用を

このように、漢方の治療法(東洋医学)には、体質から改善し、からだ本来の持つ働きを高める特徴があります。そして、多くの女性が抱える“なんとなく不調”にこそ、漢方はパワーを発揮します。「疲れている」「眠れない」など。何気ないからだのサインに早めに気付くことが、10年先のあなたの健康を支えていくでしょう。ちいさな不調を引きずらないためにも、体質改善をしてくれる漢方を活用してみてはいかがでしょう。

監修:Dr.Tei Ken


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