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和漢のいろは Wakan no iroha

薬膳で美しく元気なカラダを育てるためのレシピをご紹介。だるさ改善したい方に。

春のだるさを改善!ハワイのローカルフード「スパイシーアヒポキ」

こんにちは、漢方薬膳アドバイザーの杏仁美友です。
今年は個人的に冬の寒さがこたえたこともあり、いつもより春の訪れが待ち遠しかった気がします。
でも春の陽気に浮かれて養生せずにいると、私の場合、決まって足がつったりまぶたがピクピクしたりするのです。

肝機能のサイン

このような症状は、薬膳では肝機能の失調によるものといわれています。肝は血液をストックしたり、自律神経を担ったり、目や筋と経絡でつながっています。
ところが春は肝の働きが弱くなり、肝を養う血液や水分も陽気ともに不足しがち。のぼせたり、イライラしたり、筋がつったり、まぶたが痙攣しやすくなるのです。

薬膳で肝の養生

こんなときは、血を補うクコの実、レバー、鶏卵、マグロ、牛肉、牡蠣、ニンジン、ホウレン草、ナツメ、黒ゴマを食べるのがよいでしょう。カラダに必要な水分を補う長イモ、アサリ、イカ、ホタテ、豚肉、白キクラゲ、豆乳、ヨーグルトなどもオススメです。

★春になると体調が悪くなったり、だるさ改善したい人

一緒に取ると、より効果的な食材をご紹介します。
穀物類、イモ類、豆類、アボカド、ナツメ、シイタケ、カツオ、牛肉、鶏肉などです。

ハワイ料理でだるさ改善!春を元気に

今回は血を補うマグロと、気力を高めるアボカドで、ハワイ料理を作ってみました。
「アヒ」はマグロで、「ポキ」は細かくカットするという意味です。
タバスコは入れなくてもいいですが、ハワイで食べた味だったので加えてみました。
(ワサビの代用だと、現地のコーディネーターがいっていた)。
すっきりとした辛味で美味しいですよ。

「スパイシーアヒポキ」の材料(2人分)

●マグロの刺身…150g ●アボカド…1個
●紫玉ねぎ…50g ●あさつき…大さじ1杯分
●レモン汁…小さじ2
A ●しょうゆ・みりん…各大さじ1
●ごま油…大さじ1/2 ●タバスコ…適宜

「スパイシーアヒポキ」の作り方

1 マグロはぶつ切りに、玉ねぎは大きめのみじん切りにする。アボカドは一口大に切り、レモン汁をかけて色止めをする。
2 ボールに1とAの調味料を合わせて混ぜる。
3 器に移し、小口切りのあさつきを散らす。

ぜひお試しくださいね。


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